音楽溢れる英語学習相談所

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1曲もスキップできない!?洋楽の超名盤紹介 ① 〜Abbey Road by The Beatles〜

お久しぶりです、かなり忙しい日々を過ごしていたためなかなか更新できませんでした...

何を書こうかいつも通り悩んでいて、次はアルバム紹介でもしようかなと思い立ったのでありまして、今回は、まあ最初はBeatlesでしょう!と思いAbbey Roadのご紹介です。

 

まずはBeatlesの紹介を一応しましょう、と思ったのですがかなり長くなりそうですね...

今のロックミュージックに欠かせないものをとにかく先取りしていったバンドです。もちろんBeatlesだけをすべての要素の源と考えるのはどうかとも思いますが、彼らの革新的な音楽センス、そして実験性は頭がおかしいレベルですし、そもそも今聴いても素晴らしいと思えるってすごくないですか!?

彼らの音楽はアルバムごとに変化します。

現在の音楽でこれができるのは少し難しいかもしれませんが、今の音楽は少し聴けば、これはあのバンドだな〜とか予測が代替できるのではないでしょうか。

Beatlesの場合アルバムごとに音色や雰囲気が全く異なります。初期と後期のアルバムを続けて聴くと本当に同じバンドなのかと疑問に思うこと間違いなしです!

 

正直Beatlesのアルバムはほぼすべて素晴らしいので、どれを選ぶか非常に迷ったのですが、私が初めて聴いたアルバム、そして今でも私のお気に入りであるAbbey Roadにしました!

 

Abbey Road

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Abbey_Road by badgroob PHOTOS on Flickr

 

<Tracklist>

A面

1. Come Together
2. Something
3. Maxwell's Silver Hammer
4. Oh! Darling
5. Octopus's Garden
6. I Want You (She's So Heavy)

B面
7. Here Comes the Sun
8. Because
9. You Never Give Me Your Money
10. Sun King
11. Mean Mr. Mustard
12. Polythene Pam
13. She Came in Through the Bathroom Window
14. Golden Slumbers
15. Carry That Weight
16. The End
17. Her Majesty

 

おそらくこの写真、または場所をご存知の方は多いのではないでしょうか。ロックのアルバムの中でもっとも有名なジャケットと言っても過言ではないでしょう。

私がなぜこのアルバムが好きかというと、Beatlesの集大成的アルバムだからです!

発売順的に言うとLet It Beが最後なのですが、実際に製作された順はこちらが最後になります。

 

 

 

 

音楽の幅広さがまずは特筆すべき点です。まず1曲目からおかしいんですよ、Come Togetherのイントロ聴いたら本当にこれBeatlesか?ってなるんです (笑)

歌詞も意味をほぼなさず、完全にイカれた曲なんですけれど、かっこいいんです...あの曲はJohnにしか作れないと思います。そしてそれに続くのがGerogeによる名曲Somethingです。こんなに綺麗な曲が2曲目です、メロディーラインが素敵ですね。あのJohnとPaulに埋もれていたGeorgeがこんない素晴らしい曲を書くまでになる、聴いているこちらも嬉しくなってしまいます。

3曲目はPaulらしいポップな曲、Maxwell's Silver Hammerです。歌詞はマクスウェルがハンマーで人を殴りまくる話。歌詞と曲調の対がすごい。

4曲目のOh Darling!はPaulのソウルフルな声が聴けます。

5曲目、Octopus's GardenはRingoの曲です、もちろん他のメンバーに手伝ってもらったところはあるでしょう、しかし、この曲私のお気に入りの一つです。

「海の底にあるたこさんのお庭でゆっくりしたいよ」という一節は、後期のメンバー間でのエゴのぶつけ合いで険悪なムードに包まれるスタジオから逃げ出したいという彼の気持ちを表しているのかもしれません。

6曲目もまた不思議な曲ですねぇ。歌詞がほぼI want you、she's so heavyのみでジャムっぽい感じの曲。Beatlesの曲としてはしかも長めの約8分!かなり重たい曲ですし、最後中途半端に終わるし、正直未だによくわかりません (笑)

Paulのベースをぼーっと聴くのも良いですし、Johnの声の素晴らしさに耳を傾けるのも良いです。

 

B面はGeorgeのもう一つの名曲、Here Comes The Sunから始まります。私、Georgeが一番好きなのです。

さて、ここからB面は曲同士がつながっているメドレーの登場です。初めて聴いた時は本当にびっくりしました。曲をいくつもつなげるなんて...と。

特に、Golden SlumbersCarry That weightThe Endの3曲は素晴らしい。これぞ集大成ですよ。ポールのメロディ、4人全員で歌い、全員が楽器のソロを受け持つ。そして...

And, in the end, the love you take is equal to the love you make.

愛を与える分だけ君は愛を受け取ることができるんだよ。

 

この歌詞の後のアーーアーーが最高ですね。さよならBeatles...ということでアルバムがThe Endと思いきや最後にたった20秒ほどのHer Majestyが。本当はメドレーの一部だったあらしいのですが、エンジニアが最後にとりあえず入れておいたとかなんとか...でもThe Endから20秒ほど空くためボーナストラック的な位置づけで聴けるのも楽しいところです。

 

Come Togetherのような少しダークな曲、バラード、長めの曲やらメドレーやら、とにかく様々な音楽が詰まったアルバムなのです!

A面の1曲1曲の良さ、そしてB面の完成度の高い小曲をまとめたメドレーと、構成がとても美し9、トータル性もありますね。

 

今ちょうど私もアルバム聴き終えましたが、毎回このアルバムは私を幸せな気分にさせてくれます。良い時間を過ごしたなあと。そう思わせてくれるアルバムは私にとって稀ですね〜

 

このアルバムは1つの作品として、ぜひ1時間ほど時間を作って、全曲聴いてほしいと思いますね。ビートルズファンの方はおそらく頷いてくれるかと思います。笑

 

それではまた〜