音楽溢れる英語学習相談所

英語ができて当たり前と言われる時代、英語の勉強を頑張りたいという方をサポートします。また、洋楽の重要性、楽しさ、そして英語学習へのつながりを伝えることができたらと思います!

洋楽紹介!隠れた名曲 ② 〜Look Inside America by Blur〜

こんにちは、少し忙しくてなかなか更新できませんでした。本日は自分へのご褒美として書きやすい音楽の記事にしようと思います (笑)

前回のように隠れた名曲と題してBlurのLook Inside Americaという曲を紹介します!

 

Blur

このバンドもですねぇ、本当にもっと評価されるべきバンドなんですよ。同時期のバンドであるOasisの陰に隠れてしまいがちなのですが、正直Oasisより多様な音楽がたくさんありますし、よりイギリスっぽくて私はBlur派なのです。

f:id:kmuseng14:20170413093147p:plain

Title: The four member of Blur. Cropped and combined by Indopug.

 

若い頃の写真見つからなかった〜左上のDamonさん、めちゃくちゃイケメンだったんですよ!

Blurはイギリスのロンドンで結成された90年代を代表するロックバンドです。ブリットポップと呼ばれる、90年代イギリスのムーブメントを引っ張っていたバンドでもあります。イギリスは階級社会です、彼らは中産階級出身なのですが、マンチェスターの労働者階級出身のOasisとの対立はブリットポップ戦争と呼ばれるまでになりました。当時は社会現象にまでなり、若者を中心にBlur派かOasis派かに真っ二つだったそう...楽しそうですね (笑)

Oasisの音楽はギターをかき鳴らしながらの正統派なポップというか、直球型なんですよね、聴けばわかると思いますが、かっこいいし、日本人の耳にもすんなり入ってきます。対するBlurですが、またしても曲者...前回ご紹介したKinksの直系と言いましょうか、楽器もメロディーもアルバムごとに変化、進化していくため、私は始めとてもとっつきにくかったのを覚えています。それでも「こんなに有名なんだからきっといい音楽なんだろう!」と自分に言い聞かせて1つのアルバムを5回ほど聴いたのち、なぜか好きになっていたのです!そう、これがUKロックマジックと私が呼ぶ、何度か聴くと好きになってしまう現象なのです!

この実験的なスタイルはボーカルのDamonの天才さに帰しておりまして、彼のサイドプロジェクト (もはやサイドではなくなっているが...)である、Gorilazでも発揮されています。Gorillazに関してはまた今度紹介しますね〜

 

さて曲の方を紹介しましょう!


Blur - Look Inside America - Blur

 

彼らの5thアルバムに入った楽曲です。このアルバムでBlurの音楽は大きく変化しました。メロディのひねくれ度は少し抑えられつつ、メロディと呼んでいいのかわからないような煙たい印象の曲もあります。私の敬愛するGraham様のギターは相変わらず素敵です。この曲のメロディは聴きやすいポップな感じ、アルバム内で一番のお気に入りです。特筆すべきところはやはり歌詞でしょうか。おそらくDamonのアメリカ体験、もしくはアメリカに対するイメージを歌ったのでしょう。

 

Good morening lethargy

おはよう、また無気力だ。

Drink pepsi it's good for energy

ペプシを飲めば元気が出るかな。

 

意訳ですが、こんなラインから始まります、ペプシはイギリス人にとって「アメリカ」という感じなのでしょうか。

 

Looking for America

アメリカを探そう

With its kooky nights and suicide

いかれた夜と自殺を生むアメリカを

Where the TV says it's alright

テレビは問題ないって言ってるよ

Coz everybody's strung out on something or other

みんな何か他のものに夢中になってるからね

 

strung outというフレーズは麻薬に夢中になることを表しているのかもしれません、いずれにせよ夜は怖いですね (笑)

ちなみにcozはbecauseのことですよ。

 

途中のハープの音やギターソロ、ストリングスなどなど、曲自体のクオリティも高めなのですが、あまり有名ではありません。悲しい...もっとみんなに知ってもらいたいな、そんな曲です。

ぜひ聴いてみてください、そしてBlurの曲をたくさん、5回ずつ聴いてハマってください!ではまた〜