音楽溢れる英語学習相談所

英語ができて当たり前と言われる時代、英語の勉強を頑張りたいという方をサポートします。また、洋楽の重要性、楽しさ、そして英語学習へのつながりを伝えることができたらと思います!

洋楽紹介!隠れた名曲 ② 〜Look Inside America by Blur〜

こんにちは、少し忙しくてなかなか更新できませんでした。本日は自分へのご褒美として書きやすい音楽の記事にしようと思います (笑)

前回のように隠れた名曲と題してBlurのLook Inside Americaという曲を紹介します!

 

Blur

このバンドもですねぇ、本当にもっと評価されるべきバンドなんですよ。同時期のバンドであるOasisの陰に隠れてしまいがちなのですが、正直Oasisより多様な音楽がたくさんありますし、よりイギリスっぽくて私はBlur派なのです。

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Title: The four member of Blur. Cropped and combined by Indopug.

 

若い頃の写真見つからなかった〜左上のDamonさん、めちゃくちゃイケメンだったんですよ!

Blurはイギリスのロンドンで結成された90年代を代表するロックバンドです。ブリットポップと呼ばれる、90年代イギリスのムーブメントを引っ張っていたバンドでもあります。イギリスは階級社会です、彼らは中産階級出身なのですが、マンチェスターの労働者階級出身のOasisとの対立はブリットポップ戦争と呼ばれるまでになりました。当時は社会現象にまでなり、若者を中心にBlur派かOasis派かに真っ二つだったそう...楽しそうですね (笑)

Oasisの音楽はギターをかき鳴らしながらの正統派なポップというか、直球型なんですよね、聴けばわかると思いますが、かっこいいし、日本人の耳にもすんなり入ってきます。対するBlurですが、またしても曲者...前回ご紹介したKinksの直系と言いましょうか、楽器もメロディーもアルバムごとに変化、進化していくため、私は始めとてもとっつきにくかったのを覚えています。それでも「こんなに有名なんだからきっといい音楽なんだろう!」と自分に言い聞かせて1つのアルバムを5回ほど聴いたのち、なぜか好きになっていたのです!そう、これがUKロックマジックと私が呼ぶ、何度か聴くと好きになってしまう現象なのです!

この実験的なスタイルはボーカルのDamonの天才さに帰しておりまして、彼のサイドプロジェクト (もはやサイドではなくなっているが...)である、Gorilazでも発揮されています。Gorillazに関してはまた今度紹介しますね〜

 

さて曲の方を紹介しましょう!


Blur - Look Inside America - Blur

 

彼らの5thアルバムに入った楽曲です。このアルバムでBlurの音楽は大きく変化しました。メロディのひねくれ度は少し抑えられつつ、メロディと呼んでいいのかわからないような煙たい印象の曲もあります。私の敬愛するGraham様のギターは相変わらず素敵です。この曲のメロディは聴きやすいポップな感じ、アルバム内で一番のお気に入りです。特筆すべきところはやはり歌詞でしょうか。おそらくDamonのアメリカ体験、もしくはアメリカに対するイメージを歌ったのでしょう。

 

Good morening lethargy

おはよう、また無気力だ。

Drink pepsi it's good for energy

ペプシを飲めば元気が出るかな。

 

意訳ですが、こんなラインから始まります、ペプシはイギリス人にとって「アメリカ」という感じなのでしょうか。

 

Looking for America

アメリカを探そう

With its kooky nights and suicide

いかれた夜と自殺を生むアメリカを

Where the TV says it's alright

テレビは問題ないって言ってるよ

Coz everybody's strung out on something or other

みんな何か他のものに夢中になってるからね

 

strung outというフレーズは麻薬に夢中になることを表しているのかもしれません、いずれにせよ夜は怖いですね (笑)

ちなみにcozはbecauseのことですよ。

 

途中のハープの音やギターソロ、ストリングスなどなど、曲自体のクオリティも高めなのですが、あまり有名ではありません。悲しい...もっとみんなに知ってもらいたいな、そんな曲です。

ぜひ聴いてみてください、そしてBlurの曲をたくさん、5回ずつ聴いてハマってください!ではまた〜

洋楽紹介!隠れた名曲 ① 〜Strangers by The Kinks〜

こんにちは、やっと洋楽を紹介できるということで少し興奮気味のKatieでございます。笑

嬉しい、嬉しすぎる... どんなテーマで、どのように紹介しようかとても迷ったのですが、今回は隠れた名曲、というかもっと評価されてもいいだろうよ、という曲を紹介します。

何よりどの曲にしようかももちろん迷いましたけれど、KinksのStrangersという曲にしました。なぜかというと、私はキンクスがとても過小評価されているバンドだと思うからです。イギリスに留学していた際も、ビートルズはみんな知っていて、同時期に活躍していたストーンズもまあまあ有名なのに、キンクスは名前だけ、もしくは存在さえあまり知らないという方にたくさん会いました。留学中一番悲しかった出来事かもしれません (笑) キンクスの音楽って、正直とてもひねくれていて、一度や二度聴いただけでは好きにはなれないことが多いです、私も全然好きではありませんでした。とりあえず少しキンクスのご紹介をしましょう。

 

The Kinks

ロンドンにてデイヴィス兄弟を中心に結成されたロックバンドです。キンクスも同世代のバンドと同じようにアメリカのロックンロールや、40年代以降のジャズに影響を受けたのかもしれませんが、アメリカで演奏禁止令を受けてからかなりイギリス寄りの独自のひねくれ音楽に発展していったのかもしれません。

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出典: ALBUM: The Kinks ‘Sunny Afternoon: The Very Best Of’ - GigslutzGigslutz

 

こうして見ると兄弟そっくりですね。

何十枚ものアルバムを作り、90年代まで活動しましたが、最盛期はやはり、60年代後半か70年代でしょうか、どのアルバムも素晴らしいです!作詞作曲はほとんど兄貴のレイ・デイヴィスですが、弟のデイヴ君もいい曲を書いてます。今回紹介するStrangersもデイヴの曲です。

 

どうして名曲なのか?それは私がそう思うからです! 

始めの方の歌詞からとっても素敵です、

 

If I live too long I'm afraid I'll die

長生きしすぎると死ぬのが怖くなると思うんだ
So I will follow you wherever you go

だから僕は君にどこまでもついていくよ
If your offered hand is still open to me

まだ君が手を差し伸べてくれているのなら
Strangers on this road we are on

同じ道を歩く見知らぬ人同士、
We are not two we are one

僕たちは二つではなく一つだ

 

この曲の入ったアルバムはコンセプトアルバムといって、アルバムを通して一つのコンセプト、ストーリーとして繋がっているんです!洋楽の面白さの一つですね〜

このアルバムではレイくんの実際の体験を元に作られた、ミュージシャンとして音楽業界の皮肉を歌ったアルバムなのですが、この曲に関しては、デイヴの曲ですしその構成に入っていたかわかりません。この曲の前の曲は、自由になって、勝者になるぞ!という気持ちを歌った曲なので、やはり微妙なところですね、主人公がさまよっているようにも捉えることが可能です。

 

人生で選択を迫られている時、よくこの曲をい思い出して一人で聴きながら泣いてしまうのです。We are not two, we are oneのコーラスが美しくて...

なんだかデイヴに君は一人じゃないから大丈夫だよ、と言われている気がして。ただの妄想ですが (笑)

 


The Kinks - Strangers (Official Audio)

 

ちなみにノラジョーンズのカバーも素晴らしいです。

 

 

この曲、ダージリン急行という映画でも流れます、観てた時は本当にびっくりしました、葬式のシーンなのですが、とてもナイスな選曲です。映画の方もオススメですよ〜

 

ぜひ聴いてみてね!では。 

英語の発音がうまくなりたい!それなら日本語を少し観察しよう編 ②

こんにちは、最近生活習慣というか、サイクルがおかしくなってきました。昼間に起床、午前3時に眠りにつくことが多々あります。健康に悪そうですが、自分にとって快適な生活サイクルなので、今のところ問題は感じておりません!

さあ今日は前回の続きとして、英語の発音と日本語の関係性についてもう少し見ていきましょう。前回ご紹介したことをまとめると、

  • 自分の言語に関して人間は意識的にはあまりわかっていない。
  • 音と文字は全く異なるものだが、人はそこまで深く考えたことがない。

 

外国語を勉強する上で、自分の言語を再観察すること、そして自分の言語を中心に考えないことはとても重要です。今回はそれらについてもう少し詳しく見ていこうと思います!

 

3. 日本語の言語システムの珍しさ

まずは日本語の音声システムについてお話しします。前回の記事で、五十音表は子音と母音の組み合わせを表している言いました。それはなぜかというとローマ字アルファベットとは異なり、ひらがなは「音節文字」だからです。難しいことは省きましょう、子音に母音がくっついてるやつと思っていただいて問題ないです。それに対してローマ字アルファベットは子音で独り立ちできますね。

 

ここでおさらい!

母音とは、口の中の天井に舌がくっつかない状態で、肺から出てくる空気と舌の位置のみで出る音。

子音とは、舌が天井にくっついたり、近づいたりするときの摩擦、またはmやbなど、唇を使う音です。

 

この説明だと不十分ではありますが、今はその理解で大丈夫です。そもそも、カ行やガ行を発音するために舌を使っているなんて意識したことがあまりないのではないでしょうか?舌が天井のどの位置に近づくかによって音は変わるのですね、自分で色々試してみるのが良いです。

 

さて、話を戻しまして。皆さんは表音文字表意文字という言葉を聞いたことがあるかと思います。表音文字はアルファベットのように、読んで字のごとく音を表している文字です。表意文字は?お分かりですね、意味を表す文字です。つまりひらがな、カタカナのような文節文字は表音文字となります。しかし、漢字はどうでしょうか。そうです、漢字には音読み訓読みがあり、日本語の体系内では意味を表しますよね?中国語では少し事情が異なるようですが。読み方、つまり音がわからなくとも意味がなんとなくわかるのはそのためです。

つまり、日本語には表音文字表意文字のどちらも存在し、さらに2種類の表音文字があるため、合計3種類の文字体系を使用していることがわかります。これはとても珍しいのです。

日本語の珍しさを理解することで初めて他言語との比較ができますし、他言語との比較をすることによって、自分たちの言語を中心として考える弊害があることを理解できるのです。つまりそれはどういうことかというと...

 

4. 英語の発音上達との関わり

まず初めに前回一番初めに私が尋ねた質問の解答からお話ししましょう!(やっとかよ...)

  • 「じ」と「ぢ」の発音は同じ? 

   正解は、、、、、、同じです!!五十音表の例外の一つです、この二つの文字は違う欄にあるので、音も異なるはずですよね?しかし実際は同じなのです。実はこの文字それぞれ位置によって音が異なるのです。例えば、「じしん (自信)」「はなぢ (鼻血)」「信じる」全て発音してみてください。

音は違いますか?同じですか?ほとんどの方が不確かだと思われますが、「はなぢ (鼻血)」と「信じる」の「ぢ」と「じ」は同じ音で、「じしん (自信)」の「じ」は違う音なのです。どう違うか。「じしん (自信)」の場合、初めにほんの少し息を止めているのがお分かりでしょうか?初めの「じ」を発音する寸前でお腹と喉に力が入るのです。その反面、残りの二つの場合息は止まりません。「はなぢ (鼻血)」と「信じる」の「ぢ」と「じ」はそのまま伸ばすことも可能です。ジジジジジジジジと書くとおそらく「じしん (自信)」の「じ」になってしまうと思いますが、ジジジジジジで目覚まし時計やアラームの音を真似しようと思うと、後者の音が出るかもしれません。息を1回ずつ止めないよう心がけてみてね。

 

難しいですよね、よくわからないかもしれませんが、この区別をできることが英語の発音上達に大きく関わるのです。なぜかというと、英語にも同じような区別があり、「信じる」の「じ」の音は英語でも初めの音には来れません。フランス語をご存知の方はお分かりかもしれませんが、フランス語では語頭で現れます。一つ問題なのが、英語の場合、「じしん (自信)」の「じ」が語尾に来ることが可能なのです。つまり日本人にとってなかなか発音が難しいのですね、語の最後に一度息を止めなければいけないので。例えば、garageとかedgeとかGerorgeさんもです。最後がgeで終わる単語はほぼこの「じしん (自信)」の「じ」です。対して、measure, Asiaなどの真ん中の音。こちらは「信じる」の「じ」です。judgeはどうでしょうか。初めのジャの音は、語頭のため、日本語と同じのはずですよね?語尾の音もgeなので同じ音です。日本語の小さい「つ」は息を止める行為に似ているので、カタカナの「ジャッジ」はかなり英語の音に近いことがわかります。あえてカタカナにすると、「ジャーッジ」が一番近いかと思います。

一つ注意点として、英語のジョ系の音は少し強めに出すと良いです。

 

何が言いたいかというと、これらはあまり気づきにくい部分ではありますが、日本語にもある音ですので練習すれば必ずできるようになる音です。日本語の音を意識することで、英語の音の判別が付き、さらに、息を止める「じ」「ぢ」の音は語尾に来ない、という日本語システム内での常識をそのまま英語に当てはめてしまうとGerorgeもgarageもなかなかうまく発音できるようになりません。

つまり、始めに申し上げた通り、自分の言語を再観察すること、そして自分の言語を中心に考えないことはとても重要なのですね!

 

今回は少し難しいことをお話ししてしまったかもしれません。日本語の音声システムを理解することの重要性をわかっていただければひとまず嬉しいです。これからも幾つか日本語の音について紹介していくので、少しずつコツをつかんでいってほしいなと思います。

 

それではまた。

英語の発音がうまくなりたい!それなら日本語を少し観察しよう編 ①

こんにちは、最近ずっと鬱のKatieです。基本的に人と会うのが苦手でめんどくさいので家にこもっております。まあそれはいいとして...

今回は日本語と英語の発音について2回に分けて、少しだけお話ししようかなと思っています。日本語の発音はどうでもいいとお思いでしょうか?そんなことありませんよ!自分の言語に目を、耳を向けることは外国語の勉強、特に発音の上達につながるのです。

 

【目次】

  1. 日本語の音についてどのくらいご存知?

  2. 音と文字の違いについて

  3. 日本語の言語システムの珍しさ

  4. 英語の発音上達との関わり

 

1. 日本語の音について

突然ですが皆さん、

 

日本語の発音のことどのくらいご存知ですか!?

 

「毎日使ってるんだから完璧だよ!」

「バカにしてんのか?」

など、たくさんの非難が聞こえてきそうです (笑)

 

 

では、「ぢ」と「じ」の発音は同じですか?

 

あなたは本当に完璧でしょうか?自分の言語の音に関して意識しないのは当たり前なので心配ありませんよ!ただ、この日本語の音に意識を向けることは、実は英語の発音がうまくなる効果があると私は考えております。

 

どういうことかというと、「音」と「文字」が別物であることを理解することが大切なのです!

 

2.文字と音

普段会話をしていたり、何かものを書いたり勉強したりしている際、言語の文字と音について考えたことはおありでしょうか。おそらく大多数の方はそんなこと考えたこともなく、必要もないだろうと思います。

 

間違いないです、必要ありません (笑)

 

しかし、今だけでもいいので少し考えてみてください。

英語を少しでもご存知な方はお気づきかもしれませんが、文字と音は全く異なるものなのです。例えばaで考えてみましょう。

  1. Apple
  2. wAll
  3. pAper

上の3つのAの発音は全て異なるのです。1は日本語の「あ」より口を少し大きめに開けて出される音、または「あ」と「え」の間のような音です。2は「あ」よりも「お」に近い音、そして3は「えい」に近い音となります。これらをカタカナにしてもそれぞれ、アップル、ウォール、ペイパーですよね。そうです、文字と音は違うものなのです。

少し、音の話をしてみようと思います。人間の言語音には大きく分けて2つ、母音と子音があります。母音は舌が、口の中の天井や歯などのどこにもくっつつかず、口を開けた状態で声を出すと出てくる音のことです。日本語でいうところのア行のことですね。子音は、舌が口の中のどこかにくっついているか、口が閉じられた状態で出てくる音です。ここは注意が必要で、子音は声を出す必要はないのです。

 

子音は日本語でいうところのカ行やタ行ではありません!

 

なぜかというと、日本語のア行以外は「子音+母音」の構成なので、強いて言うならば、カ行やタ行の始めの/k/や/t/のことなのです。つまり五十音表というのは、母音と子音の組合せ表ということですね (例外だらけですが、次回説明します)。もう少し詳しい説明はいつか必ず...

英語には、数え方、または方言にもよるのですが、20や30もの母音があります。私が留学していた頃、周りのネイティヴの方でさえほぼ全員、母音は5つだと勘違いしていました。それもそのはず、そのたくさんある母音を表す文字はa,e,i,o,uの5つしかないのですから。文字と音が同じものだと考える人が多いことがわかりますね。

英語にそこまで母音が多いということはそれらを発音するために無理矢理日本語のあいうえおを当てはめようとしても全く意味がないのです。子音と母音はまた今度詳しく解説しようと思います。今の時点では、ひとまず、文字と音は別物であるということだけでも覚えておきましょう。よく考えてみるとこれは当たり前のことなのですよね。日本で生まれてもアメリカで生まれてもフランスで生まれてもエジプトで生まれても、人間の体の仕組みは同じです。つまり、発音できるかどうかという視点を除くと、口から出す音は同じだと言えるでしょう。しかし、言語システムによって文字は異なりますね。つまり、同じ、または同じような音を異なった文字で表しているのですから、音と文字が同じ者であるはずがありません。

 

本日はこの辺で。次回は日本語の言語システムと、英語の発音上達につながるわけをご紹介します!始めに書いた問題の答えも次回発表しますね、それでは。

洋楽の面白さ、深さとは...?

こんにちは、今日は洋楽がなぜ面白いか、どこが邦楽と異なるのか、少し私の考えを述べていこうと思います!途中多分興奮してしまい、文字に表れると思いますがお許しください (笑)

【目次】

・洋楽について

 

・洋楽と邦楽の違い

 

 

 

・洋楽について

「洋」楽と呼んではいるものの、こちらでは英語で歌われるもののみ紹介しようと思っています。たまに他の言語の音楽も聴きますが。なので、洋楽と呼んでいるくせになのに英語だけか!というご指摘はどうかお控え願いたい (笑) 呼ぶのが楽なだけなので。また、私は基本的にポップ、またはロックを聴きます。このカテゴリー分けも正直微妙なところではありますね、ジャズロックなんかもありますし。ですが、一旦はこの2つ、ということにしておきましょう!

洋楽についてどう感じるでしょうか。敷居が高いイメージ、なんとなくかっこいいイメージ、様々かもしれません。洋楽は一度ハマってしまうと抜け出せないものだと思っています。私の友達の何人かはアメリカで人気な音楽は少し聴き、日本の音楽もみんなと同じように聴くという方がいます。私から言わせると、現在人気な曲だけ追うのでは正直洋楽も邦楽も大差ありません!言語が異なるのみ、と言っても過言ではないほど。ここでは私が考える洋楽と邦楽の違いを簡単に3つ紹介しようと思います。後々またこちらについては力説すると思いますが...笑

 

 

・洋楽と邦楽の違い

 

  1. 歌詞
  2. アルバム
  3. メロディー、曲の構成 

1. まず歌詞について。邦楽はラブソング、季節、または友情に関する歌詞が多いのかなと思います。もちろん、英語の曲もそれらに関する曲はたくさんあります。しかし、言語の特徴上、英語で伝えることができる、または英語圏で伝えることができる内容は、日本語のそれらよりも圧倒的に広く、より柔軟だと感じます。例えば、、、

 

I'm an alligator, I'm a mama-papa coming for you
I'm the space invader, I'll be a rock 'n' rollin' bitch for you

 

俺はワニ、君のためにやってきたママであり、パパだ。

俺はスペースインベーダー、君のためにロックンロール野郎になってやる!

(Moonage Daydream by David Bowie)

 

厨二...?そう思った方いらっしゃるのではないでしょうか (笑)

この曲の入ったアルバムは一つの話が続いているのですが、簡単に言うと、宇宙からやってくるジギーというキャラクターの描写シーンです。このような、一見くだらない内容に見えても英語だと、まあ変だとは思われるでしょうが、受け入れられており、名曲としても認識されています。

洋楽の歌詞を見ながら聴くと楽しみは倍増なのです!

 

2. そしてアルバムに関して。日本でのアルバムに対する意識はおそらく、ただの曲の寄せ集め、ではないでしょうか。おそらく今の若い方にとってはイギリスでも、アメリカでも同じような認識が広まっていますが、レコードの時代、または音楽好きの若い方、ミュージシャンはアルバムを「作品」として見る傾向にあります。ですので、アルバムの写真や絵はもちろん曲順まで全てを含めて作品なのです。そのような考えがあるからこそ、上のDavid BowieによるZiggy Stardustのような1つのコンセプト、またはストーリーをアルバムに詰め込むこともできるのですね!

アルバム一つが作品一つ。なんて素敵なんでしょう...!私が古い音楽を聴く理由の一つがまさにこれなのです!最近はストリーミングが流行ってしまい私としては悲しい限り...

また洋楽を聴いていて本当に面白い!と思えたことの一つに、曲と曲のつながりが挙げられますね。たまに曲と曲が繋がってるんですよ!BeatlesのBack In The USSRからDear Prudenceという曲を聴いた時は今でも忘れられません!曲という概念が少し歪んだ瞬間でした。

 

3. メロディーに関して、言いたいことは...あるんですけれど、こればかりは主観になってしまうのかもしれません。私の考えとして、間違いなくアメリカの音楽の方が日本人の耳に心地よく聴こえます。もちろん例外だらけではあります、言語が同じですし、影響し合って現在の音楽の形があるので。ポピュラーミュージックの歴史なんかも50年代頃から見ていくと面白いんですよね〜

イギリスの幾つか、またはほとんどの音楽は初めに聴くと少し気持ち悪かったりします (笑)    KinksとかBlurとかね、ひねくれてるというか。おそらく皆さんも名前だけはご存知のBeatlesの音楽も、「あれ、もうこの曲終わり?」とか「なにこれもう聴きたくない!」など初めは疑問だらけでした。音楽って何回か聴かなくては良さがわかりにくいものだとは思っているのですが、私にとってイギリスの音楽は特にそのような特徴を持っています。私みたいなまあまあ若い日本の方にも洋楽をたくさん聴いてもらいたいので後々たくさん頑張ってご紹介いたしますので乞うご期待!

 

それでは本日はこの辺で。

英語学習はそもそも意味ある??

こんにちは、そして初めまして、Katieです!

 

このブログで、これから書いていきたいなと思うことがいくつかあるので、今日はそれらのことについて少し自分の意見というか、想いを文字にしていきます。

 

【目次】

・自己紹介

・英語学習について

・英語学習の意義

 

 

・自己紹介

上にもある通り名前はKatieと申します、カタカナかローマ字で迷いましたが、結局ローマ字にしました〜

東京都内にある大学を卒業しました。大学では言語学を少々、あとは一般教養科目をたくさん取ってそこまで専門性もなくふらふらと学生生活は過ごしましたが、帰国子女でもなく、大学受験のために必死で英語を勉強した身として、どこかで手助けにならないかと考えた末に、このブログを作ろう!と決意しました。

また、在学中に約1年間イギリスへの留学を経験したため、イギリスに関して、ホームシックや英語学習に関してなどの記事を書いていけたらと考えてます!

さらに!何と言っても私は洋楽が大好き (留学中に、「お前本当に日本人か?」と疑われるレベル...笑) なので、洋楽の素晴らしさはもちろん、それと英語学習の関わりは果たしてあるのか、といった内容に関しても自分の意見を発信していきたいと思います。ですので、このブログは大きく分けて、3つ!

  1. 英語学習、留学情報
  2. 洋楽のおすすめ
  3. 1と2の関係性

この3つに関連する内容となります。洋楽に関しては、おすすめの曲やアルバム、または歌詞を紹介したり、その歌詞の構造分析もやろうかなと思います。お楽しみに〜

 

・英語学習について

今現在、日本ではもちろん、海外でもおそらくたくさんの人々が英語を第二言語として勉強しています。私は、自分自身も含めて、本当に日本人はついてないなあと思うんです。なぜかというと、日本語と英語って全然似てないんですよね、それなのに、社会が、国が、親が、はたまた会社が、英語をやれやれ言うから仕方なくやっているという方は多いのではないでしょうか。私もそうでした。中学の頃はまだわからない漢字もたくさんあり、敬語の使い方もあまりわからない状態で、急に英語の授業がスタート。theって何?thはどうやって発音するの?そんな疑問ばかりでしたが、先生は余り上手に教えてくれませんでした (今考えるとあの頃の先生の苦労がひしひしと伝わってきますが...) 。英語には日本語にない音がたくさんありますし、文章の構造もまるっきり異なっていて、若かりし頃のKatieは何度も英語の勉強なんてやめてやる!と言っては、テストでいい点数を取りたいがために勉強を再開していたものでした。

 

何の話していたんだっけ...?

 

そう、日本人は外国語学習に関しては本当に不幸です。それに関しても後々書いていきますが、今言いたいことはというと、英語を勉強している、ただそれだけであなたは素晴らしい!そして、そのまま継続してほしい。なぜなら、英語学習の先にあるものは可能性です。その先の可能性は間違いなく多様であり、輝かしい将来を形成していくはずです。これはもう断言します!英語を勉強していなかったら...と考えると少しゾッとするほどです (笑)

 

私が留学した際に気付いたことの一つに、学校で教わらない、またはそこまで重要視されない単語、フレーズがあること、そしてそれらを実際に使用して練習することの大変さ、が挙げられます。日本にいる際、ネイティヴの方を見つけることは確かにインターネットの普及もあり、容易となっていると言うことができるかもしれません。しかし、ネイティヴの集団内の会話に混ざることは、日本で体験することはかなり難しいのではないでしょうか。実際に、文字通り「生の」または「生きた」英語を体験すると、日本にいた頃には知らなかったことがたくさんあることに気がつくでしょう。例えば、

What are you up to?

この意味、ご存知でしょうか。現在の英語教育に関しての知識はあまりないのですが、私は日本でこのフレーズを一度も聞いたことがありませんでした。もちろん、日本にいてもインターネットで英会話の勉強ができたり、実際にその方と会う約束をすることも可能です。しかし、1対1の会話と3,4人のネイティヴに囲まれながらの会話で吸収できる量は何倍も異なると私は考えます。

 

さらに、実は私、留学するまで、How are you?やHow's it going?に対する返答の仕方がいまいちわかっていませんでした。その頃までに英語を何年も勉強していたくせにです!英語で授業が行われるような大学に入学したにもかかわらずです!さあそれなのに、日本で、将来使用するかさえわからない英語を必死に勉強する必要はあるのでしょうか?

 

・英語学習の意義 

結論から申し上げますと、あります!というか、やらなければ勿体無いです。もちろん、日本の田舎で、一生過ごすという固い意志をお持ちなら確かに英語は実用的ではありません。しかし、英語学習というのは究極的に考えると、他者を理解しようとする気持ちを育むことです。人間は、他の人間と協力しなければ生きていけません。そして、このご時世で、日本という国に縛られ、日本の中で同じような価値観を持った人間とのみ関わるのは少し勿体無い気がしてなりません。言語は文化そのものであり、言語を学ぶことは文化を学ぶことであり、さらに、他者を学ぶことです。なので学校の英語教育はもっとその意図を生徒に伝えるべきですし、大人の方でもそれがわかった上で英語学習をするべきだと私は思います。

この考え方は、学習のモチベーションアップにもつながりますしね。ハリーポッターを英語で読みたい、映画を字幕なしで観たい、英語圏の人々と会話をしたい。本、映画、さらには人々。それらは全て文化が形となったものです。私は言語をただのツールではなく、文化そのもの、外国語は他者そのものと見ています。英語学習においてこの考えを学校で教わることはあまりないかもしれませんが、私はそのように見るべきだと信じておりますし、他言語を学ぶ意義はそこに表れていると感じます。

 

ここまで、実用的なことには何も触れませんでした。実用的に、ツールとしてのみ考えるのなら、英語なんてやめた方がいいです (笑)

そもそも日本語はほぼ孤児みたいなものですので不利ですし、本気で頑張ったとしてもネイティヴと会話してみて、本を読み始めてみて、映画を字幕なしで観始めてみて、あなたは自分の英語の出来なさに愕然とするでしょう。やりたくないのに勉強する必要なんて全くありません、社会に騙されてはいけません。

私が今言えることは、英語が少しでもできると可能性は広がるということです。ラッキーなことにTOEICの点数が少し人より高ければ英会話ができなくても企業に採用される可能性は上がりますし、旅行に行けば、大概英語が通じますし。さらに勉強すれば、英語の文献に直接触れ教養を育むことも可能ですし、異なる文化出身の方との会話から異なる視野を発見するかもしれません。外国語で会話が通じた時嬉しくてドキドキしますしね。一旦これくらいにしておきましょうか。これに関しては今度もう少し詳しく書いてみるかもしれません。

 

本日はこの辺で〜